こんにちは。今日は「悟り」についてのお話です。
「悟り」と聞くと、どんなイメージがあるでしょうか。高僧が修行をして初めて到達する領域なのでしょうか??私はそんなことは無いと思います。
私たち、一人ひとりは、無限の可能性のある奇跡の存在です。あなたが世の中を作っている中心人物です。ゲームの主人公です。ドラクエの村人ではないのです。「悟り」というのも、お坊さんだけが知ることではなく、実は私たちの身近にあるものです。
日本人というのは不思議な民族です。先の大戦でも、家族を守るため、多くの若者が家族や故郷を守るため、命を投げ出して敵の船に突っ込みました。私は戦争を美化するつもりは全くありません。しかし、日本人には、DNAレベルで「世のため人のため」という精神がたたみこまれていると思います。
実際、日本人(男性)には、はやさしさや思いやりという性質を持つY染色体というものが古代から入っているそうです。友や誰かの為に死ぬこともいとわない・・というようなことができるのは、この染色体を持った人ならでは、という事もできるそうです。
しかし、私たちは、自分たちが大したことのない人間だ、力のない人間だ、日本人は劣った人種だ・・と考えてしまうように、仕組まれています。偏差値で区別される「教育」、そして、外国資本が入った「メディア」が主な原因です。情報も汚染されていますし、政府については、ここに書くまでもないですよね。これ以上続けると陰謀論者になってしまいそうですが・・・
とにかく、今、日本人は目を醒まさなければならない。と思います。現実的には、自分で情報を取って、自分で考え、「流されない」というのが覚醒です。もう一つは、「悟り」です。
悟りは「差取り」
悟りは「差取り」という言霊だと言われます。
差取り、というのは、他人との差を取る、ということです。つまり、他人と競争しない、比べない。ということ。
人はすぐ誰かと比べたがりますよね。お兄ちゃんは勉強ができるのに、弟は全くダメ。とか、あの人は収入が高いとか、低いとか。学校でも職場でも、私たちは常に比べられます。
中卒でも、高卒でも、別にどっちでもいいんですよね、本来は。中卒だから不幸なんてことはないですし、高卒の人が大卒の人より幸せ、という人もいくらでもいると思います。家を作る人もいれば、家を設計する人もいて、その中の家具を作る人もいるし、家具に色を塗る人もいる・・みんながそれぞれ重要な仕事をしています。比べるような話ではない、ということです。
先ほど、日本人は・・・と書いてしまいましたが、どこかの国と比べるのもありますよね。けど、最近はボーダレス社会ですので、日本人はアメリカ人より優れている、なんていう人も減ってきましたし、最近はジェンダーフリーですので、男尊女卑とか、女は家にいろ、なんていう男の人も減ってきましたよね。つまり、人間は悟りに近づいているということです。
悟りさらに続けると、神の世界へと通じる
その「差取り」を進めていくと、不思議な世界に入っていきます。
ほんの少しだけ、難しい話をさせてください。私たちの身体がありますよね。手を見てください。肌が見えますよね。その「肌」を、顕微鏡でもっと細かく見ていくと・・・肌細か~く見えますよね。その先まで細かく見ようとすると、普通の顕微鏡では見えないと思いますが、細胞のように見えるのが想像できますよね。あくまで想像です。その細胞をさらに細か~く見ると・・原子とか分子、核などがありますって、中学の理科で習いましたよね。
その、分子→原子→原子核の先にあるのが、「素粒子」という、目に見えない粒子だそうです。
ですので、最先端の科学によると、私たちの身体は、素粒子の集まり、という事になります。素粒子の周りは真空状態です。その中で、素粒子がモワモワ動いている。動いている、というか、すごい勢いで振動しているそうです。自転車の車輪がスカスカでも、回転すると隙間が無く見えますよね。それが私たちの身体の正体だそうです。ですので、実は私たちの身体、机、スマホも、「スカスカ」です。このスカスカを取り除くと、地球はテニスボールの大きさになると言われています。
「それはわかりましたけど、悟りとどう関係あるのですか??」
と思われますよね。想像してみてください。私たちの身体が素粒子の集まりなのであれば、となりのあの人も、奥さんも、嫌いな人も、同じ素粒子です。素粒子なので、「境目」はない。何もない「空」の空間でフワフワしている素粒子同士だということは・・・みんな1つであるということだと思えませんでしょうか?
これが究極の「差取り」ですよね。
神様のいる場所
そして、素粒子の周りにある「空間」それが、物理学では「サムシンググレート」とか、「ゼロポイントフィールド」と言われる場所です。
その場所は、あらゆる情報がたたみこまれていて、過去も未来もないのだそうです。モーツアルトは、このゼロポイントにアクセスして作曲していたと言われています。
このゼロポイントフィールドは、すべての生命を生む場所とされています。神道で言うと「アメノミナカヌシ様」の領域です。すべての大本になる場所です。ここが、「神様」の空間とも言えます。
と、言うことは・・・私たちの身体は素粒子の集まり、、、その素粒子の周りは「空間」になっていて、その空間は、すべての命を生み出す場所(神)だとすれば・・・私たち一人ひとりも「神様」と言えます。
神道でも、私たちの魂は神様の「分け御霊」だと言われます。神様から分けてもらった魂。そして、死んだら神様のところに還ると言われます。
科学が進んで、宗教と出会ったのが現代なのかもしれません。
みんなが神様だとしたら、他人を大切にしようと思いますよね。神様に唾を吐いたり、神様に罵声を浴びせたり、、できませんよね。他人も、私も神様ですから、他人も自分も、神様だと思って接すること。それが「差取り」であり、本当の悟りであると思います。
自分の考えが、目の前の現象を作る
あなたは神様ですから、目の前の現象を創ることができます。
「それは言い過ぎでしょう。そこまで言うと、ウソっぽいですのでやめてください」
と思われると思います。先ほどの素粒子ですが、粒と、波、両方あるそうです。ハイゼンベルグの不確定性原理とかいう難しい理論らしいです。
どういうことですか?というと、私たちの考えていることや「感情」これも、波の素粒子として身体から出ている、ということです。フォトン、などと言われるそうです。
波動が悪い~とかいう人が最近増えましたよね。この「波動」も同じようなものです。明るい人は、明るい周波数。暗い人は暗い周波数が出ています。
もし、あなたが明るい、ワクワク、という周波数を出していれば、明るく、ワクワクの周波数が現れます。
暗~い周波数で生活していれば、暗~い現実が現れます。
8チャンネルに合わせると、テレビも8チャンネルが映るのと同じです。自分がどこの放送局に合わせるかで、あなたの前に現れる現実という番組が変わってきます。
最強の周波数
この周波数ですが、最強の周波数は「愛と感謝」です。
ですので、「ありがとう」の言葉はとてもパワフルです。感謝ワーク、のようなことを言って、「ありがとう」をひたすら何百回も言うワークもあります。1万回をこえると涙が止まらなくなる、とも言われます。
日々を愛と感謝で満たすこと。。これが最高の悟りなのかもしれませんね。
まとめ
今回の話をまとめると
悟りとは差を取る「差取り」である。人と比べない。量子論では、他人との境界は無いということが証明されている。他者=自分が本当の差取りである。
量子は波の性質もあるので、自分の出す周波数と似た周波数の現実が引き寄せられる。愛と感謝の周波数が一番高い周波数。
日本人が一人でも多く悟り、覚醒し、今の時代を乗り越えられますように。