レイキとは、臼井甕男(うすいみかお)(1865年生まれ)が始めた手かざし療法です。
こちらの記事でも書いていますが、カナダやイギリスでは保険が適用されるほど、広く受け入れられています。
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はじめに・・霊気(レイキ)とは?どういう意味?怪しい?宗教??
みなさま、「手当(てあて)」という言葉、聞いたことありますよね?仕事でいただく通勤手当、の手当てではありません!! ケガをしたときにする「手当て」です。頭が痛いときや熱があるときに、お母さんに頭に手を ...
けど、、、レイキが生まれた国、日本では・・・手かざし??は?胡散臭~~~レイキは怪しいというように言われることの方が多いと思います。少なくとも、私の妻は全く信じない(笑) レイキをしようと思ったら、「そんなことは良いから肩揉んで」・・・え、えぇ
今回は、レイキが胡散臭い!と思う人に、レイキについて、神道との関係を踏まえてご説明します。
レイキのやり方
レイキの基本は、「手をかざす」だけ。シンプルです。ただ、1つ、必ず注意しなければならないことがあります。それは・・・
自分の力で治していると思ってはいけない。レイキをただ、流している。
レイキの力は、もともと誰にでも備わっています。レイキは高次元のエネルギーとも言えます。あとで詳しく説明しますが、誰でも高次元のエネルギーと繋がれます。
つまり、自分の身体を通して、レイキをただ流しているだけのイメージです。自分の「気」を流しているのではありません。それは「気功」になってしまいます。気功との違いはここです。自分はただのレイキの通路。高次元からのレイキエネルギーを、自分を経由させて、患者に流す、というイメージです。
ハイヤーセルフとつながる
ある意味、ハイヤーセルフとつながる、とも言えます。ハイヤーセルフとつながるマントラはレイキ講習のレベル3で習えます。
よく、ハイヤーセルフとつながる、という言葉を聞きますよね。
ハイヤーセルフとつながると、自分の神性に気づくと言われます。愛に気づく瞬間とも言われますね
神社のお祓いと似ている
これって、神社の神主の仕事と似ているんです。
神社の神主と、お寺の僧侶との一番の違いは何だと思いますか?
お寺のお坊さんは、修行して仏になろうとします。けれど、神社の神主さんは、神様になろうなんてありえません。
神社やお寺の中心の線を、「正中(せいちゅう)」と呼びます。
お寺のお坊さんは、正中を歩くそうです。それは、自分が修行して仏になるため。神社では、参道の真ん中を歩いてはいけない、と言いますよね。そこは神様の通り道なので、人間は歩いてはいけない、ということです。神主さんも同じで、正中はなるべく外します。お祭り中も、正中に対してはなるべく足を向けたり、背を向けたりしない作法をします。
けど、神社の神主さんも、お祓いしたり、祈願をしたりしますよね?
これは、神様の力を借りているだけです。神主さんはただの神様パワーの受け渡し役。
参拝者の願いを、祝詞を通して神様にお伝えする。お祓いは、棒に白い紙のようなものが付いたものをバサバサ振ってお祓いしますよね。あの白いものは紙垂(しで)というのですが、紙垂は神様のエネルギーが乗り移る役目があります。
神様のエネルギーが降りている道具を振ることで、参拝者に神様の力で汚れを祓う、というイメージです。
神主さんの力ではありません。神主さんは、神社と繋がって、力を通すだけです。神主さんに特別なパワーはありません。それなのに、偉そうにしている神主さんがいたら、要注意(笑)
これって、レイキと同じですよね。
あやしい霊能力者は・・
これがわかると、怪しい霊能力者の見分け方もわかってきます。
特殊な能力というのは、自然にあるエネルギーと繋がって、通しているのが基本です。
通しているその人に特殊な力があるわけではないと思います。あくまで、「人」は「人」。結局、俗物です。ヒーリングも、除霊やお祓いも、高次元と繋がって、高次元の力を借りているだけです。
なので、こんなことできる俺はスゴイ。私はイエスの生まれ変わりだ。自分は特別だ。のように、「オレがオレが」というタイプは気を付けたほうがいいかもしれませんね。
俺はスーパーサイヤ人だーー!と言っているようなものです。
と、いうわけで、レイキヒーリングのような一見特殊な不思議な力は、自然にある力の中継になって、人に流しているだけだということです。
得体のしれない格好をして、私は超能力があるからお金を払いなさい、というのは要注意です。