いきなりですが、「分け御霊(わけみたま)」って、聞いたことはございますか?
分け御霊とは??
例えば、ろうそくに火が灯っています。その火を別のろうそくに移すことって、ありますよね。神道では、人間の魂もろうそくの火のように、「分霊」と言って分けることができると考えるのだそうです。なので、同じ神様を色々な神社に分けてお祀りすることがありますよね。
人間は神様の分け御霊
何が言いたいんですか?というと、私たち人間の魂は、もともと神様から分けて頂いた分け御霊なのです。ろうそくの火を他のろうそくに移すように、私たちの魂も神様から分けて頂いた、ということです。
目の前の人を神様だと思って見る
そうなると、目の前の人は「神様」である。という事になりますよね。神様から御霊を分けてもらったわけですから。
もし、神様から分けてもらった魂なのであれば、目の前の人をイジメたり、攻撃したりはできないですよね。
私たちのできることはただ一つ。「目の前の人に、精一杯思いやりを持って親切に接する」それだけだと思います。
御霊を輝かせよう
自分の中にある御霊ですから、暗くならないように、輝かせて生きていきましょう。何気ない毎日に感謝し、一見不幸に見えることでも、意味を見出しながら、楽しく・明るくすることで御霊は輝きます。
そして、自分は神様から御霊を分けて頂いた愛と光の存在なのだと気づくことです。その愛と光で周りの人を照らし、明るい世界になるお手伝いをしましょう。それが神様が御霊を分けてくださった理由のような気がします。
今日も皆さまの毎日が愛に溢れますように。