なぜか、彼とケンカばかりしてしまう・・・
せっかくいい雰囲気になっていたのに、余計な一言で気まずくなる・・
誰もが経験したことのあることだと思います。あぁ、なんであんなこと言っちゃったんだろう・・・なんでいつも言い合いになってしまうのだろう・・特に、付き合いが長くなってきたカップル、夫婦で、よくあることだと思います。
逆に、ほとんどケンカしないカップルが存在するのも事実です。
ケンカばっかりで長続きしない人、好きな人とずっと長くいれる人・・違いは、たった一つの考え方の違いです。
喧嘩カップルの特徴
まず、ケンカばかりしてしまうカップルの特徴です。
それは・・・「○○であるベキだ!!」というように、自分の価値感や考え方が絶対正しいと思っている。
これです。例えば・・・「時間にルーズなのが許せない!!」とか、「政治に関心がないなんて有り得ない!」「オタクグッズを買う人間は信じられない」とか、「カレーは辛くなければいけない!」「ニートは人間の屑」とか、、、
星の数ほどの「正義」が存在します。そして、みんな自分の正義が絶対だと思ってしまうのです。「こうじゃなきゃいけない!」という自分の勝手な常識を押し付けてしまっているだけかもしれません。
そもそも、「絶対に正しい」という事は世の中にあるのでしょうか?「人を殺すのは絶対だめでしょう」と思われるでしょうが、死刑で人が人を殺していますし、時代が変われば、戦争で人を殺すことが正義になったりします。
飲食店で、「店員にため口で話すのが許せない!」という常識を持っているとします。けど、海外だと客と店員は対等で、店員はぶっきらぼうで、フランクに客と会話してますよね。日本人でも、店員と仲良くため口で話す人がいますが、店員さんからしたら、フレンドリーでいいお客さんに写っているかもしれません。
このように、「正しい」と思われていることでも、国や時代が変わると、一気に「まちがい」になります。
正しさ、常識、なんていうのは、そんなものです。
常識や善は、誰かにとって都合のいいようにできているに過ぎないんですよね。早起きは三文の得!石の上にも三年!・・今は夜は働いた方が時給が高いです。三年も石の上で我慢したら、変化の速い今の時代は時間がもったいないです。
こういう「常識」は、経営者や、昔だったら地主の人や殿様など、人を使う人たちが、従業員に朝から一生懸命働いてもらって、すぐやめないように、3年我慢したらいいことあるよ、と言っていただけかもしれません。
あなたを縛っている常識は何でしょうか?その常識が、大事なパートナー、恋人、子供などを縛り付けていませんか??
あなたにとって正しいことは、相手にとっては間違いである可能性が高いです。
ネバネバ人間にならない
こういう人は、とてもねばっこい、ネバネバ人間です。
「○○でネバならない」「○○せネバならない」と、常に自分の常識を振りかざします。
他人の子育てに難癖をつけて、子供にはテレビを見せない方がいいよ!!とお節介を焼く人もいますよね。言われたほうからしたら、「他人に自分の子育ての事をガヤガヤ言われたくないと思います。
ネバネバ人間が、人とのケンカの原因を作ります。カップルでも、付き合いが長くなると、相手の小さいことが見えてきます。食事の仕方、習慣、話し方・・・本当に嫌だったら、落ち着いてお願いすればいいかもしれません。
けど、「それは違う!」とやってしまうと、かなりの確率でケンカになります。戦争がなくならないのもこれが原因です。こちらが正義で、相手は間違ている。これが原因で、ドンパチが始まります。
どんなに相性がいい相手でも、100%完璧に合う人に出会うなんて、映画やドラマの話です。現実は、まずありません。幻想です。むしろ、結婚は修行、と言われるほど、結婚相手というのは、自分と合わない人とくっついてしまうパターンが多い・・・
では、具体的に、どうすればいいのでしょう。
ケンカを無くす、魔法の言葉
このような不要なケンカを無くすために・・1つ確実に言えるのは、「相手は変えられない」
自分の器を大きくしていくしかないんです・・残念ながら、ドラえもんの道具のように、努力なしで解決できることはありません・・だから結婚は「修行」なんですね・・
相手が、上から目線というほどではないけど、なれなれしく店員と話している。「敬語で話すなんて信じられない!その話し方変えたら?」と言ってしまう前に、「店員とため口で話すというのは、自分が勝手に作った常識かもしれない」「自分の常識で怒りをぶつけるのはやめよう」と、相手ではなく、自分に目を向けてみましょう。
その時の魔法の言葉は、「そうだよね~わかる~」
店員とため口で話すことで、相手もリラックスするし、楽しいよね~、そうだよね~わかる~
このくらい楽~に考えたほうが、カップルはうまくいきます。
正しいより、楽しいを選ぶ
そんなことやっていたら、なんでもありになってしまいますよ!
というように、正しさ教から抜けられないときは、「正しいより、楽しい」を選ぶと考えてみましょう。
そもそも、あなたは、彼氏、彼女と仲良くラブラブでいたいはずです。付き合っているということは、そういうことですよね。
「これが正しい!」と自分の意見をぶつけるのと、自分の我を押さえて、「ま、いっか、そういう考えもあるよね」と柔軟に自分の器を広げて仲良くするのでは、どっちが楽しいか?と考えてみるんです。
正しさでケンカするより、そこを見ないで、楽しいことに目を向けたほうが、明るく生きて行けそうですよね。
世の中は、相対性でなりたっている
どうしても、私は正しい!と思ってしまう方は、世の中は相対性でできていると思ってください。
どういうことかと言うと、戦争は絶対良くない。という考えがあるとします。一方で、戦争があるから、平和の有難みがわかる、という一面もあるんです。平和だけだと、平和が何かがわからない。
ツライ経験があるから、人に優しくできる。暗闇があるから、星は輝いている・・
すべて、陰陽の法則のように、表と裏があり、それぞれ、どちらも必要なわけです。
肩の力を抜いて、、パートナーのここが許せない!というのではなく、それを受け入れる器の大きさを目指す方が、長く仲良くなれる秘訣かもしれません。
ペコパの 松陰寺をめざす
最後に、モデルになる人物を紹介します。
それは、お笑い芸人の「ぺこぱ」の突っ込みの紫色の髪の毛の人です。松陰寺さんというそうですが、あの方の突っ込みは面白いですよね。
すべて前向きに突っ込む、という斬新な?ツッコミで人気なようです。
車を急停車させて、「休憩でーす」と居眠りを始めた運転手・・・というボケに対して、「いや...休憩は、とろう。働き方を変えていこう。」
というように、非常識に思えることも、全肯定。面白いので真似してみましょう(笑)