奥さんや、友達、家族、同僚・・・なんか、いつも愚痴を言っていたり、機嫌が悪かったり、ブスブスしている人って、いますよね。
私も妻が機嫌が悪く、怒っていることがよくあります。
何とかならないものか・・・と思い、例えば奥さんが怒ってばかりいると、旦那さんはなるべく機嫌よくしようとニコニコしている。なぜか、奥さんは機嫌がさらに悪くなる。
もちろん、旦那さんが機嫌が悪くて、奥さんがニコニコしようと意識しているパターンもありますよね。
そんな時、どうすればいいのか・・今回は、ちょっと試してみてほしいことをシェアします。
数学は、自然界を記述する
なんで、いきなり数学の話?と思うかもしれませんが、少しだけお付き合いください。
ちなみに、私は数学は大の苦手で、数学の専門家でもありません。
「宇宙という書物は数学の言葉で書かれている」
と言ったのは、かのガリレオ・ガリレイです。数学=科学の言葉 だそうです。
「自然界の現象は、すべて微分方程式で記述できる」という人もいます。宇宙の現象を記述できるのは、「数学」だけだとも。
こんな言葉を中学か高校の時に聞いていたら、きっと数学に興味が持てたかも・・と思いますが、詳しいことはわかりませんが、とりあえず、数学は自然界の現象を表すことができる、という事は、今のところ間違いなさそうです。
なぜ、こんなことを言うのか?というと、冒頭の「機嫌が悪い人がいる問題」も、簡単な数学で改善できるかも?と思ったからです。
-×- = +
皆さま、中学の最初の方で、「数と式」を習いましたよね。
そこで、「-×- = +」と習ったと思います。例えば、-2 × -2 = +4 というもの。
マイナスとマイナスをかけると、プラスになります、というルールでした。
これは、言語でも同じで、英語では「2重否定」という文法があります。これも中学くらいで習う話です。日本語でもありますよね。
例えば、それを出来ないこともない。→できる
「ない」と「ない」で、「できる」という肯定の表現になります。
数学の真理を日常生活にいかす
これを、日常生活という自然現象に活かしたら、どうなる?というのが、今回の主題です。
例えば、「旦那さんが愚痴を言って機嫌が悪い」という「マイナス」状態
そこに、あなたが「超ポジティブで機嫌がいい」という「プラス」状態 をかけると、「- × + = マイナス」になってしまいます。
ここで仮説ですが、
もし、あなたが、「ホントだよね、あのヤロウ、ぶん殴ってやりたい!」と「マイナス」を旦那さんに、掛け算してみる・・
そうすると、「- × - = プラス 」になるかもしれません。
実はこれ、私も試したことがあるんです。
私はいつもポジティブで機嫌よくしようと意識して生活していますが、奥さんが「愚痴、イライラモード」
私は、「そんなこと言わないほうがいいよ」「ポジティブでいようよ」なんて言ってしまうと、さらにイライラモード。「- × + = マイナス」状態です。
しかし、その時は、私も、「なんだそいつ!とんでもない○○だなぁ!ぶ〇〇してやりたい!ホンマ○○だな!くそーー!」*○○の中はご想像にお任せします。
こんな感じで、妻の倍以上のテンションで愚痴、怒りを出してみたのです。
すると・・
妻「・・・そこまで言わなくていいでしょ・・」と、怒り、愚痴が収まった。
これは、もしや・・・「- × - = プラス 」の法則!?と思ったりしました(笑)
足し算ではなく、掛け算がポイント
今回の方法は、結果がどうなるかわからないので、自己責任でお願いします(笑)
1つ注意点があります。
それは、「足算ではダメ」ということです。
足し算だと、マイナス + マイナス は、マイナスになります。
どういうことかというと、愚痴を言っている人(マイナス)と一緒にグダグダ愚痴を言ってしまう。これはマイナスを足しているだけです。
なので、結果、大きなマイナスになるだけです。集まって誰かの悪口とか愚痴をダラダラ言っている状態です。
そうではなく、「掛け算」なので、相手のマイナスを倍増させる勢いで、こちらもマイナスを掛けるのです。
一時的に最大マイナスエネルギーを出してみるのです。「今だけ!!」という気持ちで、瞬間的にマイナスエネルギーをぶつけます。
そうすると、もしかしたらプラスに変化するかもしれません。
今回のお話は、中学生に数学を教えていて、ピンときただけの話です。試したい人は、過激になり過ぎない程度に、自己責任でやってみてはいかがでしょうか。