何度も書いているかもしれませんが、現代人の「1日」に得る情報量は、江戸時代の人の「1年分」の情報量に匹敵するのだとか。
そこで・・・
最近とても強く感じることがあります。
それは、「情報を遮断することが、新しい情報を得ることよりもはるかに重要」ということ。
江戸時代の1年分の情報を一日に得ていると言いますが、そのほとんどが、どうでもいい情報だったりするわけです。「どいうでもいい」くらいだったら害はないかもしれません。
けれど、あなたに消費をさせようとする情報、あなたを堕落させようとする情報、あなたの潜在意識に「恐怖」や「不安」を刷り込んでくるような情報・・そんな情報の可能性もあります。
ワイドショーなどを見ていると、ほとんどが恐怖のニュースですよね。怖い情報や人の不幸って、残念ながら数字が取れるので、テレビ局も積極的に報道するようです。
そのような恐怖のニュースばかり得ていたら・・・考えるだけでも恐ろしいですよね。自分の精神がやられる気がします。
「私はテレビなんて見ません!」という方、ネットはどうでしょうか。
YouTubeはどうですか?「簡単に稼げます!」のような怪しい人の動画を見ていませんか?「ハゲ」「ブス」などと言って、笑いを取っているユーチューバーの動画を見ていませんか?
見ているサイトはどうでしょう?大手のニュースサイトでも、コメント欄は誹謗中傷の嵐です。
そんな情報に無防備でさらされていませんか?
意識的に情報は取捨選択を
そんな時代だと、意識的に不要な情報、毒になりそうな情報は遮断したほうがいいと思います。
自分が「これ」と決めた情報だけを選択し、他のものは「見ない、聞かない、関わらない」という気持ちでいないと、いつの間に物質主義、差別、分離の意識に飲まれてしまいます。
最近、やたらイライラする。他人に攻撃的になる。物欲が止まらない。
そんな方は、自分が何気なく見ているサイト、番組、動画、それらをチェックしてみてください。例えば、高級品をひけらかす人ばかり見ていたり、他人に攻撃して笑いを取っている動画を見ていませんか?心の豊かさを失ってしまうようなコンテンツを見ていませんか?
もし、身に覚えがあるなら、一刻も早く、それらの情報を遮断したほうが身のためです。
良質な情報だけを取る方法
それでは、一体どんな情報を、誰から取ればいいのか?という話ですが、
結論から言うと、15年以上は、その世界で認知されている人の情報を得るのが一番です。
例えば、「本」も、読まない方が良い本ばかりです。
それなら、「中村天風」「小林正観」「斎藤一人」など、何年も支持されている、レジェンドとも言える人の本を読めば間違いないと思います。変な本を何冊も読むより、素晴らしい本を10回繰り返し読んだ方が、ずっと身になります。
特に、松下幸之助さんはじめ、数々の大社長が座右の書としている「成功の実現」は、魂が震えました。
ペラペラな人物が書いている本は、まったく心に響きません。字面は素的なことを書いているのですが。
しかし、中村天風さんのような、何十年も読まれている方の本は、魂が揺さぶられます。
新品で買うと1万円する本です。なぜ、1万円か。それは、読む人を選んでいるからです。誰でも読める本ではないということです。
本気で変わりたいという人だけが、投資する本です。
実際、読んだ次の日から、自分が変わります。
自己啓発は、自己投資から始まります。本物の情報だけを得るようにしましょう