いつからか・・・
心を殺すのが上手になった。
心には、男と女がいるという。
「女」は、「魂」とも言え、主人。「男」は、「思考」。ただ、女に使えるためのシモベのようなものだ。
それが、「自然なこと」なのです。そして、その方が、うまくいく。
もともと、日本人は、心の中の「女性」を大切に生きてきた。だから、女社会だった。
つまり、みんな、魂と繋がって生きていた。みんな、自分の直感に従って生きていた。だから、豊かな芸術もたくさん生まれた。
けれど・・・
いつからか・・「思考」の方が大切になった。大きな戦争の前後からだ。
計画を立て、競争し、お金を稼ぐのが一番大切になった。
日本は、いつの間にか、男社会になった。
やりたいことに没頭できなくなったのは、いつ?
小学生の頃は、虫取りをしたり、ひたすら白い紙に描きたい絵を描いたり、ただ自転車で走ったり。
「好きなこと」「やりたいこと」
それをひたすらやっていたと思います。
心の中にいる、「女」が強かったのです。
いつの間にか、そんなことは止めて、勉強しなさい
と、言われるようになりました。「とにかく、頑張りなさい」「勝ちなさい」「好きなことは我慢して、やらなければならないことをやりましょう」
「男」は、「やらなければならないことをする」が大得意。
いつの間にか、心の中は「男」だらけになってしまいました。
「男」ばかりになると、争いや戦争ばかりが起きます。
となりのアイツには負けない。絶対一番になって周りを見下してやる。
たまに、心の中の「女」が顔を出します。
「私は本当はもっとゆっくりしたいし、のんびりしたい」「自由に絵を描いていたい」「本が読みたい」
すると、すぐさま、心の中の「男」が怒鳴ります。
「女のくせに、生意気な事言うんじゃねー!」
「女」は、もう、言いたいことも言えなくなってしまいました。
社会も、「男社会」
人間が、成長するごとに、心のなかの「女」が小さくなり、「男」が強くなっていくように。
日本の社会も、女社会から、戦後は男社会に変わっていきました。
心に「男」ばかりが強くなる人たちが集まると、社会も男社会になっていきます。
学校と言う場所、会社と言う場所は、心が「男」ばかりになっている人たちの集まりとなりました。
「ゲームをしたい」「競争をやめてゆっくりしたい」
そのような、心の中に「女」がまだ存在感がある人にとって、とても生きづらい社会になってしまいました。
そういう人達は、学校に行けなくなり、会社に行けなくなり・・・男社会からは落ちぶれものと言われました。
女社会の復活
ここにきて、心の中の「男」たちの勢いが弱くなりました。
アセンションという人もいます。次元上昇という人もいます。
なんでもいいですが、「男」が得意としていた、努力・根性・競争・我慢・・・そういう価値観では、成果が出ない世の中に変わってきたのです。
いままで、虐げられてきた、心の中の「女」が、むくむくと起き上がり、声を出してきました。
何人かの人間は、心の中の「女」の声・・・つまり、魂の声が聞こえるようになりました。
本心でやりたいことをしたい。
魂がやりたいことをしたい。
心の中の「女」が強くなって、「男」がシモベに戻った人は、インスピレーションを宇宙から受け取り、ドンドン成功し始めました。
ユーチューバーでゲーム実況している人は、男社会では、「ゲームなんてしないで仕事しろ!」と言われていた人たちです。けど、今は、「ゲームをしたい」という、心の中の「女」が心を支配しているので、魂の声に従って生きているのではないでしょうか。それが、良いか悪いかはわかりませんが。
あなたも、社会の常識、学校で言われた「そんなことやってないで、努力しなさい」的な洗脳を捨てて、魂の声を聞いてみてください。
聞こえなかったら、まだ心のなかの「女」が、男に使われている状態なのかもしれません。
あなたの心は、「女」が主役です。
さあ。心はなんて言っていますか?