子供をもつ方で多い悩みが「子供のゲーム」ではないでしょうか。
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特に、ゲーム時間を守れない・・
やってほしくないゲーム(殺人などが含まれる残虐なゲーム)をやめさせたい
そして・・課金をやめさせたい
何を隠そう、我が家の小学生2人も、ゲームざんまい。
特に、夫婦が心配していたのは、「フォートナイト」というゲーム。
だって、このゲーム・・親が心配する要素盛りだくさんではありませんか?
オンラインで知らない人と交流できる。課金ができる。武器で他人を殺す。奪い合い。殺し合い・・
ファンの人には申し訳ないのですが、やはり親からすると心配する要素ばかりのゲームです。
多分、共感してくださる方は多いのではないでしょうか・・
今回は、フォートナイトのやめさせ方について、シェアさせていただきます。
結論からフォートナイトを止めさせる方法
結論から言うと、対策は2つです。
2:好きなだけやらせる
これしかありません。
これから詳しく書きますが、一番ダメなのは、一回OKをだしたのに、あとになってから取り上げることです。
私個人的には2「好きなだけやらせる」をおすすめします。
それはやばいんじゃ・・と思うかもしれませんが、結果として、私の息子は今、フォートナイトを自分の意志で削除しました。
フォートナイトを子供から奪えない理由
どうやって家の子供が止めたか・・を書く前に、フォートナイトを止めさせることができない理由を書きます。
興味のない方は飛ばしてください。
フォートナイトは、我が家では禁止でした。
なぜなら、やはりゲームとはいえ、武器で人を殺す、というのは危険と考えるからです。脳は現実とバーチャルの区別がつきません。なので、ゲームとはいえ、武器で人を殺す、というのは、脳は現実と同じように処理するのでは・・と思うからです。
潜在意識にも、ネガティブで攻撃的な印象が刷り込まれると思います。
しかし・・・結果として、ダウンロードすることになったのです。
理由は、おそらく皆さんと同じかと思います。
理由は簡単・・
友達がみんなやっている。
日本人にとって、この「みんな」というキーワードは強烈です。
しかも、涙を浮かべて、友達で集まったり、ゲームをしている時、自分だけフォートナイトをやっていない。
話にも混ざれないし、遊ぶこともできない。
これを言われると、親としては困りもの。
フォートナイトをやるかやらないかの選択
ここで2通りの選択肢があります。
OR
「それなら仕方ない。時間を守ってやりなさい」
私は、そこまで言われたら、仕方ないか・・というわけで、ダウンロードを許可したのです・・
禁止をしたらずっと禁止 OKならずっと禁止しない
フォートナイトを許すか、許さないか。
それはご家庭の方針ですので、どちらが正しいとは言えません。
ただ、、、一度決めたことは、途中で変更できない
ということは覚えておいたほうがいいと思います。
なぜなら、心理学で「希少性の法則」と言われる人間の本能があります。これは、限定販売のように、「なくなる」と思うことに、人は食いついてしまう習性があるからです。ビジネスの世界では常識です。
何がいいたいかと言うと、ゲームを一度許して、「やっぱりダメ」とやってしまうと、こどもは、さらにゲームをしたい。という状態になります。奪われる⇒もっとほしい というスイッチが入るのです。希少性の法則です。
こうなると、子供は暴れます。親が力ずくで奪うほど、子供との関係にヒビが入るでしょう。
逆に、絶対ダメ。と決めたのに、親が態度を変えると、「ゴネればなんとかなる」というメッセージを送ることになります。
ですので・・いま、フォートナイトを認めるか迷っている親は・・
途中で方向転換はできない
とおぼえておいてほしいと思います。
フォートナイトをやらせまくった結果
先程も書きましたが、我が家では、「フォートナイトやりたい放題」という選択をしました。
オンラインで友達で集まって会話をするのを見ると、今風の遊び方なんだろうなぁ・・と思ったりしました。
考えてみれば、自分が子供の頃も友達の家に集まってゲームをしていたし、その時のゲームだって殴ったり蹴ったり、格闘ゲームの全盛期だったよな・・と、楽しそうな息子を見ていると、最初はあれほど嫌っていたフォートナイトへの敵意もなくなっていくのでした。
これを親バカというのでしょうが・・
課金も許した
さらに、課金も許しました。
お小遣いはすべてフォートナイトに課金し始めた息子。かるく1万は超えています。
しかも、フォートナイトのなかの洋服や武器を買っている様子。
大人だって、ワケのわからないところにお金は使っているし・・目をつぶることに。
我が家の考え方
とはいえ、完全に放置していたわけではありません。
やはり親ですから、教育はしなければならない。
かる〜く一言を毎回言っていたのです。軽い洗脳ですね。
例えば・・
なにか自分のためになることにも時間を使いなよ。とか、「こういうゲームは心理的に悪い効果があるって、心理学の先生が言ってたよ」とか「お金は本当に必用なものに使ったほうがいいんじゃない?」とか
↑これがとても大事だと思います。
親の価値観を伝えるのは大事。他にも、バカみたいなYouTuberで笑っていたら、そのYouTuberを否定したり、そんなの見るな、と禁止することはしないほうがいいです。それより、「こういうのは馬鹿向けのコンテンツだよね」「下品で笑えないね」と、親の価値観、意見は言っておくのは大切だと思います。
子供は、「こういうのはバカっぽいのか」と認識できるだけで違うと思います。そのうちパラダイムシフトが起きるでしょう。
フォートナイトの課金の馬鹿らしさに気づいた息子
そして、ある日。息子はどうしてもサッカーシューズが欲しかったのです。
お小遣いで買うにも、全てフォートナイトに課金しているので、手持ちがない。
そこで、ハッとしたようです。なんで・・あんなのに課金していたんだろう・・
大人だってありますよね。なんで、あんなの買ったんだろう・・
この気付きって、やってみないとわからないんです。
自分の小遣いを課金しまくって、本当に欲しい物が買えなくなって、馬鹿らしさに気づくのでしょう。
フォートナイト自体も、やりすぎて飽きた。とのこと。飽きるほどやったんだということです。中途半端に禁止していたら、希少性の法則で、もっとやりたくなっているのかもしれませんね。
まとめ
と、いうわけで、我が家の場合は「やりたいだけやらせて、課金したいだけ課金させた」
それで課金することの無意味さを知る勉強料になった。という結果になりました。
おそらく、「本当自分のためになることに投資しなさい」といい続けたから、子供の頭にも潜在的にお金の使い方が入っていたのかもしれません。
子供を心配していろいろ禁止するより、ある程度信頼して、信じることが大事なのかな。。なんて思う今日このごろです。