一日、あなたはどれくらいスマホを使いますか?
調査によると、日本人は平均で2〜3時間、毎日スマホを見ているそうです。
「平均」ですので、高齢者を除けば、10代、〜30代は3〜4時間平均で毎日スマホを見ています。
何かに付けてスマホって見てしまいますよね。
中には、お風呂でもす真帆を持ち込む人もいます。
ひどい場合は「依存症」となる場合もあり、スマホを取り上げられた子どもが、親を刺すという事件まで
実際に起きています。
食べ物も、情報も、現代の日本人は摂取しすぎています。
食については別記事でかきますが、情報も同じです。
こう言うと、おそらく、こう思う人もいるでしょう。
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私は依存してないし、必要な情報だけ取っています。
いまさらTVで情報収集もしないし、スマホで情報を得るのは当たり前でしょう。
スマホは取りたい情報をすぐとれるから、一日3時間なんて、情報収集には悪くない。
知識を得るためにも、スマホは有益です。
今回の記事は、こう思ったあなたに向けた記事です
スマホでの情報収集は、もちろん大切です。しかし、使い方を間違うと、あなたの人間関係に悪影響があります。
特に、夫婦関係、友達関係が悪くなるので、注意してください。
私は、スマホで夫婦関係が難しくなりました。
え、なんでスマホで夫婦関係が悪くなるの??と思うと思います。私の経験上、スマホは夫婦関係を悪くします。
スマホ依存の本当の弊害
今の時代は、調べるとすぐに「答え」が出ます。
心理学の知識、政治の知識など、答えを発信してくれる人がとても多いです。
「科学的にはこうです〜」などと言われると、盲目に信じてしまいます。
問題は、「盲目的に」信じてしまうことです。
本当に何かを知りたかったら、その分野で論文を出しているような人の本を読んだほうがいいわけです。
インフルエンサーの人たちは、話し方、雰囲気がそれっぽいので、無条件で「正しい」と思ってしまうのです。
けど、学問において、「必ず正しい」ということはありえないのですが・・
スマホ依存の裏側
なんでこんな話をするのか?というと、
日本人は「考える教育」よりも、「答えを覚える」「知識重視」の教育を受けているので、
「知っている」ということに重点が置かれます。
そして、人は、「承認欲求」というものを持っています。
つまり、「自分はこんな事知っていて、すごいだろ」って思いたいのです。
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その
「承認欲求」と
スマホの
「手軽に答えを得ることができる」
というのは、とても相性がいいのです。
つまり、スマホは、承認欲求を簡単に満たしてくれるんです。
昔は図書館で本を読んだりしなければ知り得なかった知識が、簡単に手のひらで手に入れることができる。
その結果、「自分はこんなの知ってるのすごいだろ」人間が大量に発生します。
あなたの夫、「マンスプ」しませんか?スマホで夫婦関係に亀裂が入る
物知りな人になるのは良いのですが、夫婦関係、恋人関係でも注意してほしいです。
マンスプレイニング(マンスプ)という言葉があります。
男性が女性や年少者を上から目線で説明することをいいます。
これは、一節によると、サルと同じ習性で「他人より上に立ちたい」という習性だそうです。
女性より、男性に多いとされています。
とはいえ、女性でも夫には負けたくない、というタイプは多いです。
得に、学歴似コンプレックスがあるタイプは、「わたしだって、知っている」と戦いたくなるんです。
話を戻すと、スマホで上辺だけの知識を集めているタイプは、インフルエンサーの受け売りの知識を、偉そうに話します。
妻に対してマウントを取り、どうだ、すごいだろ!と言わんばかり。
何を隠そう、、私がそれでした。恥ずかしい・・
そこで女性の反応は2つ。我慢してストレスを溜めるか、自分も上辺の知識を集めて、戦うか・・
我が家は後者。よって、戦争が起こります。
知識のマウンティングは無駄
ウイルスは安全、ワクチンが効く、効かない・・日常でもたくさんありますよね。
ちょっと前だと、ある政党が言っていた「スクランブル放送」とか、「MMT理論で消費税は不要」などと言われると、あまり詳しくわからんくても、「MMT理論で、消費税はなんとかなるんだよ」とか言ってしまうような感じです。
スピ系で騙される人も同じです。
その人のネームバリュー(権威)、雰囲気で、「なんかすごそう」と盲目的に信じてしまいます。
スマホは、そのような上辺だけの「答え」がすぐに見つかります。
なら、スマホの魔の手から逃れるために、どうすればいいのか
おそらく、ここまで読んでくださっている方は、知識欲が高く、自分を高めたい、という欲求も多い方だと思います。
知識を身に着けて、自分を高めたい。と思うでしょう。
ならば、何も自分は生み出していないインフルエンサーを信じるより、その分野の学者などが出している論文や本を読んだほうがいいです。
そして、少し批判的な見方をもって情報に接するのが良いと思います。「そういう考えもあるのか」と。
または、その分野で成果を出している人をフォローするのが良いと思います。
そして、日常生活で、「絶対これが正しい」という決めつけをやめたほうがいいです。
(これは自分に言い聞かせているのですが・・)これ、本当に危険です。誰も特をしません。
そして、重要なのは、「自分でどうしようもできないことに頭を使わない」ということです。
知識の断捨離をしましょう。アメリカ大統領選挙?空にケムトレイルが巻かれている?ディープステート?
それ、あなたがどうこうできる問題でしょうか?
大切な家族に、アメリカ大統領選挙について、不正を暴こうとして、何になるのでしょうか?
無関心はいけません。けれど、必要以上に思い悩んだり、知っているアピールするのは、いかがなものかと思います。
そんな不要なことを考えるより、目の前の仕事のことに集中したほうがよっぽど良いと思いませんか?
自分がすごい!と思わせるより、妻や夫のことを「すごいね、おもしろいね」と褒めて、会話を楽しんだほうがよくないですか?
スマホから得る情報、気をつけましょう。私はかなりSNSのフォローを減らしました。
相手とは戦わず、共存が一番です。