間寛平さんと言う方がいます。
若い人はちょっとわからないかもしれませんが、昔活躍したお笑い芸人です。
2022年現在で73歳だそうです。
昔はよくテレビで見ていました。「かい〜の〜」ってよくやってましたね。
この方、マラソンが趣味で、もはや趣味とは言えない記録を持っています。
なんと、2007年に「アースマラソン」という世界一周に挑戦。60近い年齢です。
海はヨット、陸はマラソンで・・途中でガンが発覚し、治療しながら・・2011年にゴールしました。
間寛平さんが世界一周マラソンで得たものが深い
ここからは、小林正観さんの講演で聞いた話です。
その間寛平さん、明石家さんまさんの番組で、「世界一周で得たものはなんですか?」と聞かれたそうです。
お笑いの人ですから、適当なことを言って笑いをとってはぐらかします。
しかし、彼の息子さんが「父が世界一周マラソンで得たもの」の秘密を明らかにします。
それは、
「他力本願」
私たちは、「おかげさま」で生きている
世界一周をした間寛平さん、そのマラソンで得た真理は、「他力本願」だそうです。
「みんな、自分一人が地球を一周したと思っているけど、自分の力なんてどこにもない。
全部人の力で成り立った。それがわかった。自分の力でできたことは何もない。」
息子さんにだけ、こうやって真剣に語っていたそうです。
お笑いの人ですから、番組で真面目に語ることは、はばかれたのでしょうか。
小林正観さんは、講演の中で、これが宇宙の真理だと語っています。
自分でやったことなんて、何もない
斉藤ひとりさんも、同じようなことをおっしゃっていました。
たとえば、今魚を食べているとして、誰か魚を釣った人がいる。それをお店まで運んで、で売ってくれた人がいる。それを料理してくれた人がいる。
目の前の魚料理を見ただけで、たくさんの人の「おかげさま」で成り立っています。
ちょっと今の目の前の景色を見ても、自分で作ったものなんてありません。
パソコン、服、飲み物、スマホ、机に椅子。何一つ、自分の手で作ったものなんて、ありませんよね。
すべて、だれかの助けがあって生きていることがわかります。
小林正観さんのいう通り、感謝しかないよね
正観さんは、「ありがとう」という言葉をとても大切にしていらっしゃいます。
別記事で書きますが、「ありがとう」を何度も言うだけで、ガンを克服した人、失明を免れた人もいます。
今回の間寛平さんの話を思い出すと、私たちの周りには「感謝」しかないことがわかりますよね。
向上心の罠
私は、人間は向上心を失ったら終わりだと思って生きてきました。
夢や目標に向かって頑張らないとダメ人間。そんな洗脳をされてきたのです。
けど、「いま、既にいただいているものに感謝する」という生き方に変わると、ほしいものが減ってきます。
向上心というのは、耳触りがいい言葉です。
あれを手に入れたい。これを手に入れたい。あいつに勝ちたい!そのために向上心をもって努力する。
一方で、「あれに気づいて感謝」「これに気づいて感謝」「神様仏さま御先祖様に感謝」そういう向上心もありま。
世の中のことで、自分一人でできることなんて、おそらく無いのでしょう。
だったら、助けてくれる人に感謝して生きてみるのもいいですね。
そうすると、努力根性では得られない不思議な力に助けられるものです。
今回の間寛平さんのエピソードは小林正観さん3時間講演「男と女の構造」で聞くことができます。Amazonのオーディブル(サイトに飛びます)なら、正観さんの講演を1ヶ月無料で聴けます。
リラックス効果のある正観さんの講演会、おすすめです!