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天皇陛下の「譲位(じょうい)、即位 (そくい)、践祚(せんそ)」それぞれの違い、ご存知でしょうか??

こんにちは。今回は、平成の御代から新しい元号となる前に、天皇陛下の「譲位(じょうい)、即位 (そくい)、践祚(せんそ)」など、わかりにくい言葉をちょっとまとめてみます。

譲位とは

平成がもうすぐ終わりますね。平成31年、4月30日をもって、天皇陛下が皇太子殿下に天皇の御位をお譲りになります。

御位をお譲りになること・・これを「譲位(じょうい)」と言います。

なんと!!今回の譲位は、文化14年(1817年)に光格(こうかく)天皇が、仁孝(じんこう)天皇に譲位されて以来・・・約200年ぶりの出来事!なのです。

ちなにみ・・天皇陛下の譲位に際し、そのことを国民に示す必要がありますよね。そのため、ご譲位前に、陛下が国民の代表に会われる儀式が行われます。その日は御譲位の日となる平成31年、4月30日、国の儀式として宮中で行われます。

その儀式を「退位礼正殿(たいいれいせいでん)の儀」といいます。

践祚(せんそ)と即位(そくい)の違い

譲位されて天皇陛下が御位につかれます。そのことを「践祚(せんそ)」といいます。

あれれ、即位(そくい)じゃないんですか??って思いますよね。

践祚、というのは本来、皇位を践む(ふむ)という意味なんです。なので、天皇が皇位につかれる事実を「践祚」というんです。

それでは、即位とは??というと・・

践祚の後、陛下が公式に国内や国外の諸外国に宣明することが「即位」といいます

微妙に違うわけですね。現在は両者は区別されず、平成の御代替わりはすべて「即位」とされているようです。

御代替わりに合わせ、大嘗祭(だいじょうさい)などの重要な儀式も行われます。意外に知られていない儀式ですので、別記事で詳しく書いていきますね。

 

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