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昨日の自分より素敵な自分に

ピラミッド型社会を抜け、丸の社会をつくるために具体的にどうすればいいのか

時代の転換期、私たちは、新しい考え方、生き方を必要としています。

天変地異、戦争、疫病・・全て、人類の意識が変わるために起きています。

私たちは、今までの古い体制、考え方、生き方をやめ、新しい時代に突入する時にきています。

それは、産業革命のような変化ではなく、1000年単位の変化です。
まさに、大転換機です。
ロシアのウクライナ侵攻がスイッチです。
本格的に風の時代へと突入してきました。

人類の転換期の2つのシナリオ

人類が覚醒するために、2つのシナリオが用意されていると言われています。

一つは、宗教や教えを通して人々が学んで、自ずから目覚めていくパターン。

もう一つは、災害や戦争などを通して、力の限界と、愛の道に気づくパターン。

なんとなく、後者の流れになっているような気がして怖いですが、まだ希望は残されていると思います。

今回は、私たちがこれからの新しい時代を生き抜くために必要な知恵の一つ。
ピラミッド型社会をやめて丸い社会をつくるために。

「心を丸くする」というテーマをシェアさせていただきます。

ピラミッド型社会から、丸の社会へ

最近よく言われるのが、丸の社会を作りましょう。ということです。

YouTubeなどでも、影響力のある方がおっしゃっているのを何度も目にしました。

確かに、今私たちがいる社会は、ピラミッド社会です。
一部の偉い人がピラミッドの頂点にいて、階層的に下へ広がっていく社会。

会社、地域、宗教に至るまで、ピラミッド社会になっていることに容易に気づくはずです。

それをやめて、みんな得意なことや好きなことを持ち寄って、丸の社会にしましょうよ、という考えが増えてきました。
ホラクラシーモデル、とも言われているので、気になる方は調べてみてください。

簡単にいうと、ドリフターズと、アイドルの「嵐」のような違いであると、NE運命学の天川先生は分かりやすく説明されています。

つまり、ドリフターズは「いかりや長助」というリーダーがいて、その下に高木ブーとか志村けんがいるピラミッド構造でした。(若い人はわかりませんね・・)社長がいて、その下に部長、その下に課長のような会社組織をイメージしてください。

丸の社会は、そういう階層をなくして、全員がそれぞれ、自発的に、組織のために動く社会です。
トップがいないのです。
アイドルの「嵐」は、それぞれのメンバーが得意ことでそれぞれ活躍していましたよね。あるメンバーは司会、ある人は俳優、バラエティー、芸術・・・それぞれが自分の得意分野を活かして自立して活躍していました。

それがホラクラシーモデル(丸の社会)のイメージです。

心の中のピラミッド構造

なんで丸の社会の話をしたかというと、もちろん、そのような社会づくりをしていこうという意識が大切なのと、今のピラミッド型社会の生きづらさに気づくことが覚醒のチャンスであるのも一つです。

しかし、大事なのは、私たちの心の中に、「ピラミッド」がないか?ということです。

例えば、おそらく、あなたは「見識眼」がある方だと思います。
情報を集めて、おそらく世の中の「嘘」にも気づいているでしょう。

真実が見えてきている人でもあると思います。

そういう方にこそ注意してほしいのです。

知らず知らずのうちに、「自分はわかっている」「あいつはクダラナイ」「そんなの間違っている」・・

そうやって、「見下して」いませんか?

逆に、インフルエンサーの言うことに傾倒し、神のように崇め、「この人の言うことこそ、真実」と盲信して、「上ばかり」みていませんか?

どうでしょう。

自分を上に置いて、見下すことで「ピラミッド」を作り。
または、
誰かを上に置いて、リーダーを作ることで、「ピラミッド」を作っていませんか?

「ピラミッド型構造」は、実は、私たちの「心の中」にあるかもしれません。

まずは、そのことに気づきましょう。

では、どうすれば「ピラミッド型」の心を壊せるかは、「神道」が知っている

それこそ、日本人が一番よく知っています。

「中庸(ちゅうよう)」です。

神道でも、中庸という考えが重視されます。

造化三神をご存知の方も多いと思います。
古事記で最初に出てくる神様。
この世界を造られた神様たちです。

アメノミナカヌシ(天之御中主)、タカミムスヒ(高御産巣日)、カムムスヒ(神産巣日)の三神です。

よく見ると、タカミ(高み)カムミ(下見)とも取れます。

つまり、先ほど書いた自分を高く置いて周りを見下す(下見)誰かを崇めて上を見る(高み)それを統合するのが「アメノミナカヌシ」様であるとも捉えられます。

造化三神が教えてくださっているのです。

中庸の「アメノミナカヌシ」の姿を目指しなさい、と。

「どちらでも良い」のです。

「区別」はよいけれど
「差別」はいけない。

他人を見下さず、安易に他人の言うことを100%信じ込まず、自分の核をもつ。

それが、丸の社会への第一歩だと思います。

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