神社でおみくじをひいたけど、「凶」が出てしまった・・
どうしよう・・今年は悪いことがあるのかな・・
そんな不安を抱く人もいると思います。
なんか悪いことおこるかな・・嫌な気持ちになりますよね。
「予祝」という言葉が一時期知られるようになりましたね。
前もってお祝いすると、実現するというものです。
「凶」が出て、嫌な予感・・と思う人は、予祝と同じ原理で悪いことを引き寄せてしまいます。
そんなひどいことを、なんで神社がするんだ!?って、思いますよね。
私も一時期、凶なんて入れなければいいのに。と思っていました。
けど、自分なりに考えて、納得できました。
今回は、神社で「凶」が出た人に聞いてほしい話です。
「凶」の語源
まず凶の語源ですがネット(ウィキショナリー)によると
指事。落とし穴に嵌まって苦しむ様(説文解字)、或いは地割れを象っており、そこから「わざわい」「わるい」という意味になった。また、「凵」は胸郭を意味し、枉死者の胸に「×」を印した慣習に由来し、「兇」「匈」「胸」の原字との説(白川)もある。
とのこと。いろいろ難しいことが書かれていますが、なんとなく恐ろしいのはわかります。
凶と困
ここからは私の見解です。
凶という字を「困る」という字と見比べてください。
困る、という字は、木が囲まれて、動けない状態が見て取れますね。
それをふまえて、あらためて「凶」という字を見てみると・・
上のところが空いていて、凵にフタが無いのがわかります。
と、いうことは・・上に飛べば抜けられるのが、「困」との違いのように見えませんか?
凶が出たらどうするか
と、言うことは、上にジャンプすれば抜けられるよ、というのが、「凶」の考え方です。
凶が出たからと行って、お祓いをしたり、落ち込む必要はありません。
凶が出た人に神社の神的メッセージ
では、それをふまえて、なんで神社のおみくじにわざわざ凶を入れておくか。
これは、神様からのメッセージ。
「凶のメッセージで、すこし驚いたかもしれませんが、ジャンプして凵から抜け出してほしいというメッセージです。」
こんなメッセージが聞こえます。
大吉だったら、安心はしますが、もっと向上しようとは思えないかもしれません。
凶が出た人は、これからもっと飛躍しなさい、というメッセージ。
何をしていいかわかりません・・という人へ。
まずは「いい言葉」「いい笑顔」、そして、目の前の人に愛を持って接するだけで、変わっていきますよ。