受験や仕事で、力が出せない・・本番に弱い・・緊張症、プレッシャーに弱いなど、悩みが多い人は多いと思います。
最近は情報が多くなってきて、「潜在意識」を活用するのが大切だという事も知られるようになってきました。潜在意識が90%を占めるから、アファメーション(前向きな言葉を声に出して、自分を洗脳すること)をして、潜在意識を書き換えましょう。的なこともよく聞きますよね。
けれど、、、いくら潜在意識を変えても、その潜在意識に「アクセス」できなければ、潜在意識のパワーは使えないのです。
では、潜在意識のスーパーパワーを引き出す方法は?というと・・
カギは「アルファ波」です。
アルファ派とは
アルファ波というのは、リラクス状態の時に出る「脳波」の一つです。
下の表を見てください。ガンマ波やベータ波というのは、イライラしたり、恨んだり、緊張状態で出る脳波です。よく、「頑張れ!」とか言いながら気合を入れている状態です。これでも力は出ますが、その人のベストの力は出ません。
- ガンマ波は「憎しみや恨み」
- ベータ波は「イライラ、緊張」
- アルファ波は「リラックス、超集中」
- シータ波は「睡眠状態」
- デルタ波は「昏睡状態」
アルファ波は、俗にいう「ゾーン」に入った状態です。超集中状態で、周りがスローモーションに見えるような状態ってありますよね。勝手に手が動いて、アイディアが降ってくるような状態です。
隣で寝ている人がいたとします。その人が寝がえりをうって、片方の腕がバチーンとあなたに降ってきた・・結構痛いって想像できますよね。けど、寝ている人は力を入れていません。けど、もし女性だったら、思いっきり力を入れてパンチするより、力が強かったりします。
アルファ波が出ている状態というのは、そのような感じで、脱力した状態でありながら、ものすごい力が出る状態なんです。
特に、先ほど言った「潜在意識と顕在意識の扉を開くもの」それがアルファ波なのです。
もう少し詳しく話すと、アルファ波の中にも色々あって、潜在意識にダイレクトにアクセスする状態は、「ミッドアルファ波」と呼ばれます。
アルファ波 出し方
そんな「アルファ波」・・出したいですよね!!!今回はいくつかの方法をご紹介します。
ヨガ
ヨガは、研究者の間でもα波が出現するとの研究が発表されています。
特に、最近注目されているのが「ヨガニードラ」です。寝ながら楽にできて、瞑想が苦手な人でも楽にできるので注目されています。
こちらの本が詳しいです。
クリスタルボウルを聞く
クリスタルボウルを聞くと、10秒くらいでミッドα波が出現すると言われています。
YouTubeなどで「クリスタルボウル」と検索すると、たくさん出てきます。先ほどのヨガと組み合わせてもいいかもしれませんね。
瞑想
深い瞑想状態になるとミッドα波が出現すると言われています。
ただ、初心者はなかなか深い瞑想に入るのが難しいです。
呼吸法
アルファ波は、リラックス状態で出る脳波です。なので、呼吸法はとても効果的。
具体的には、鼻から吸って、口から吐く、腹式呼吸をします。3秒で吸って、2秒止める。そして、5秒で吐くと言うサイクルを意識して見てください。
アルファ波誘導装置を使う
あまり知られていませんが、アルファ波を出す装置も売られています。
実はこれ、健康促進機器としても認定されているのです。瞑想が苦手な人には、一番手っ取り早く確実にアルファ波に誘導できます。
↓のSimple瞑想という商品です。
アルファ波 効果
アルファ波の効果については、ゾーン状態になって、実力以上の力を発揮することができます。
特に、ミッドα波では、潜在意識にアクセスすることも可能になります。
具体的には、脳波がα波の状態になると、「β-エンドルフィン」というホルモンが分泌されます。
このホルモンは次の効能があります。
- ストレスを低減、解消する
- 脳の活性化
- 体の免疫力を高め、病気の予防になる
これだけでもアルファ波の凄さがわかりますよね。
アルファ波 勉強
受験生の人は、まわりに「頑張れ」と言われ続けていませんか?
気合いだ、根性だ、と言ってばかりいると、脳波はベータ波やガンマ波の状態になります。ここまで読んでくれた方は、もうお分かりだと思いますが、その脳波だと最大の力がでません。
受験生でも、リラックスすることはとても重要です。おいしいお茶を飲んで勉強したり、リラックスできる音楽を聞いたり、ゆっくりお風呂に入って、アルファ波のアイデア脳で勉強したほうが、成績はぐんぐん上がります。
もちろん、ビジネスマンの方も同じです。
頑張る!をやめて、らく~にリラックスしましょうね!