第二回 古事記 高天の原に成れる神

今回は、いよいよ古事記について書いていきます。※管理人独自の解釈も入りますので、ご了承ください。これはオカシイよ!というところがありましたらコメントでご指摘ください。

まず、この世の始まりから物語が始まります。世の中は「天」と「地」に分かれています。今回は、どうやって世界ができたのか・・と言うお話です。

まず、「」のお話です。

この世って、今私たちがいる世界ですよね??これはもともとあったんですか??
古事記では、もともと天と地があり、天に八百万の神がいたイメージです。天と地がどのようにできたかは書かれていません。日本人の独自の宇宙観ですよね。天之御中主神(アメノミナカヌシ)は天(高天の原)に最初に現れた神様です。
古事記ちゃん
それでは、アメノミナカヌシ様は旧約聖書のGODみたいな方ですか??
確かにそう考える学者もいらっしゃいますね。しかし、旧約聖書の神様は、神が天と地を作ったと書かれていますね。けど、古事記では、まず天と地があり、そこに現れた神様ということになります。天の柱のような存在です。宇宙そのものとも言えます。
古事記ちゃん

アメノミナカヌシ・・まさに生命の根源。愛と光ですね。宇宙であり、ゼロポイントフィールドだと思います。私たちの本来の姿(愛と光)です。イメージとしては・・・私たちの周りの空間に偏在して存在していらっしゃり、私たちを生かし続けている存在です。

その後、高御産巣日神(たかみむすびのかみ)と神産巣日神(かみむすびのかみ)が現れます。

どういった神様ですか?
タカミムスビは「命を生んだ」神様です。カミムスビノカミは「太陽のようなイメージ」です。日本の元になった大海原に、太陽の光が降り注いだイメージですね。
古事記ちゃん

天之御中主神高御産巣日神神産巣日神の3柱を、造化三神と呼ばれます。この3神は姿をお隠しになりました。以後、登場されません。ただ・・先ほども書きましたが、目に見えないだけで、私たちの周りにいらっしゃると私は思います。量子力学でいう、目に見えない、素粒子やヒモ、その先のゼロポイントフィールドだと思います。

その後、地上はどのような状態だったか・・・日本の国は、大海原の上に油のように、、クラゲのように、、浮かんでいたんです。そこに、先ほどのカミムスビノカミの光が注いでいる状態です。ぐにゃぐにゃで固まっていなかったんです。

そこで、生命の兆しが見てきます。

ウマシアシカビヒコジノカミです。この神様が大海原から葦(あし)のように生えてきました。イメージとしては、稲が田んぼに育っている情景です。

そして、アメノトコタチノカミが生まれました。この神様は天の根源神です。

先ほどの造化三神とこちからの2神を合わせた5柱の神は、別天神(ことあまつかみ)と言われます。別格の神様ですね。
古事記ちゃん

今回は、天と地ができて、命のきざしが出たところまでにします。

次回からは日本の国のなりたちに入っていきます!日本という国が大切に思えますよ!

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