許せない人がいる時、ブッダの教えで解決する。

あなたには、許せない人がいますか?

会社でパワハラをしてくる上司、いじめてきた相手、あの時、あんなことを言われた、盗まれた、騙された。

一人や二人はいますよね。

そういう時、どうしていますか?「許せない人は許さなくてもいい」といって、いつまでも許さないでいますか?

今回は、ブッダの考え方をヒントに考えてみます。

ブッダとは

ブッダは仏教が根付いた日本では有名ですね。

今となっては、精神的な教えを説いた人物として、宗教を超えた人とも言えます。ブッダは2500年前に活躍したと言われています。

もともと、「ブッダ」とは、「悟りを開いた人」という意味だそうです。

ブッダの本名はゴータマ・シッダールタと言います。諸説ありますが、シャカ族の王様だったと言われています。

王様ですので、物質的にはとても満たされた生活をしていたと言われています。

しかし、不安は募るばかりで、「人はなぜ生きるのか」「どう生きるのか」という問いを追求していたそうです。今だったらかなり変わった人ですね。

ブッダが行き着いた答えは

当時は修行して悟りを開くという考えだったので、出家したブッダは、断食、息を止めて瞑想して意識を失うなど、過激な苦行を繰り返したそうです。

そんなブッダがたどり着いた答えは・・・

「自分」と「今」を大事にする

そして、

人を憎むことはしてはいけない 

憎しみが憎しみを生む

ブッダが行き着いた答えは・・自分、今を大切にする。

そして・・・人を憎まない。ということだったのです。

怒りや憎しみ、恨みというのは、あらたな怒りや憎しみを生みます。

たとえば、テロなどは、憎しみが憎しみを生んだ不幸の連鎖ですよね。

ブッダは、「仕返しをするのではなく、温かい心をもって許しましょう」と言っています。

ポジティブな波動が集まれば幸せになる、そして、憎しみを選ぶと、相手のネガティブ波動と共鳴して、もっと悪いことが起こる。という「宇宙の原則」に、ブッダは2500年前に気づいていたのです。

ままならない事が起きた時は

スピ系で多いのは、嫌なことは見ないで、わくわくすることだけをしましょう。的な解決策が多くみられますよね。

けど、これって、「エゴ」を増幅するだけの結果になりません。

私たちは、魂の成長のために生きています。先祖から、そして、過去世からの宿題を終わらせるために今生きているとも言えます。

何が言いたいんですか?というと・・・

あなたが「憎い!!」と思う、その出会いや出来事は、あなたがそこから何かを学ぶために起こっています

あなたは、そういう問題が起こるとプログラミングして生まれてきたとも言えます。

そこから学び、解決して成長することで、あなたの霊格が高まるというわけです。

「他人を許せない人は、癒すことのない傷を抱えているようなもの」という人もいます。

「許し」そして、その出来事から「学ぶ」ということを繰り返して、私たちは成長していきます。

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