人生、満たされない。他人との関係が希薄で虚しい。消えてしまいたい。

    どうしても自分よがりになってしまう
    他人に寄り添うことができない
    なんか、満たされない
    他人とのつながりを感じられず、孤独を感じる

こんなことが積重なって、心が弱っているって、思うことありますよね。

最近、クラブハウスのようなSNSが異様に人気です。
(クラブハウスは、音声で誰とでも話せて繋がれるSNSです)

みんな、誰かとの繋がりを求めているのでしょう。

けど、私もクラブハウスやってみましたが、別に昔の人とつながる気もせず。

表面上、ネット上でおしゃべりする。というのが、ムリな性格です。

そこで、ほんとうの意味で「つながっている」って、なんだろう。と考えました。

結論から言うと、「他人事をやめる」ということです。

キレイごとかもしれませんが、「他人事を止める」だけで、急に心の中に人との繋がりを感じました。

乗客に日本人はいませんでした。

私と同じ40代くらいの人は、イエローモンキー(通称イエモン)というロックバンドはご存知だと思います。

かれらの名曲「JAM」の歌詞の中で、有名な一節があります。

「外国で飛行機が落ちました。ニュースキャスターは嬉しそうに、乗客には、日本人はいませんでした。いませんでした。いませんでした。僕は何を言えばいいんだろう。僕はなんて言えばいいんだろう・・・」

という歌詞です。

僕はなんて言えば良いんだろう。

みんなどこかで、「自分には関係なくて良かった」って、思ってしまいます。

外国でテロが起きても、車が児童に突っ込んでも。

けど、もし、「その中」に、あなたの旦那さんがいたら?子どもがいたら?

他人事ではいられないはずです。

人の不幸は蜜の味

なんて言いますが。

毎日垂れ流される不幸のニュースに麻痺された私達は、

他人の痛みにも麻痺しているようです。

それが、私達の心を虚しくしているんだと思うんです。

「自分さえ良ければ良い」

を止めれば、私達の行動も変わります。

私は塾経営をしています。夜の仕事なので、自分の息子にはあまり会えません。

妻に愚痴を言ったこともあります。

「他人の子どもじゃなくて、自分の子供の子育てをしたい」

けど、他人も、自分も無いんだと思ったら、見え方が変わりました。

他人の子どもも、自分の子どもだと思って育てよう。どうせ、みんなつながっているから。
他人の子どもにしたことが、自分の子どもにも戻ってくる。
どこかでつながっているから。

そう考えたら、子どもと会えない寂しさも減りました。

仕事の成果も上がりました。

他人も、自分も、無いんです。

満たされない人生を変えるには、自分と他人の境界線を消そう

世の中には、他人のことを他人事とせず、自分のことのように活動している人がいます。
そういう方たちを見ていると、みんな共通しているのは、

自分と他人との境界線があいまい

ということです。

量子力学という学問でも、同じことを言っていました。

私達の身体を細かく、細かく見ていくと、最後は素粒子という粒に行き着く。

机も、スマホも、みんな粒。
そう考えると「他人と自分」の境界線はないんです。

「人間」を広げよう

隣に住んでいる人が火事になるんだったら同情できるかもしれない。けど、となりの街の火事だったら、他人事。

子どもって、「人間も動物なんだよね」なんて言ったりしますよね。

何が言いたいかと言うと、

チワワと柴犬は、みんな分けますよね。
けど、ちょっと広く見れば「犬」

犬と猫は、別モノです。

けど、哺乳類という意味では、同じ。

人間と犬は、別。

けど、「動物」という目で見れば、同じ。

植物と人間は?

「生き物」というククリで見れば、「同じ」

同じ生き物です。

どうでしょうか。
他人も自分もない。

    他人の痛みは、自分の痛み。
    他人の喜びは、自分の喜び。

そう思えたら、あなたの「虚しさ」も、すこし軽くなっていませんか?

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