アラフォーになり、何人かの同級生に急に会うことが増えてきました。
私にとって、小学、中学時代は暗い時代なので、あんまりその時期の同級生には会いたくないものですが、、、会ってみると、意外にも付き合いやすい人間になっていたりしているもの。
最近会った同級生は中学の部活のチームメイト。私は運動神経は良い方でしたが、HSP(感受性が強すぎるタイプ)で、監督に怒鳴られるのがストレスで委縮し、試合などではまったく力が出せないタイプでした。私にとっては軍隊にいたかのような記憶です。
そのチームメイトはチームのエースで、やんちゃなタイプでした。私はこの同級生にずっと迷惑をかけていた・・と思っていたのです。
けれど、アラフォーになって会ってみると、当時の話になり、私の事を褒めてくれるようなことばかり言ってくれる・・当時の嫌な記憶が癒される思いでした。
人って変わるんだな。。と思いました。
高卒の同級生と、エリートの同級生
彼は高校まで部活を続けて、サッカーは途中で止めたようです。
今は土方の仕事をしているようですが、子供がいて、いい奥さんがいて、休日は子供たちにサッカーを教えて、休日は家族でキャンプ・・幸せそうな感じでした。
もう一人は、中学で学力ナンバーワンの友人。有名大学に行き、順調と思いきや、会社に入っても良いところまで出世しても辞めてしまう。
「自分には合わない。もっといい待遇があるはずだ」
と言って転職を繰り返し、自分の実力が試せるベンチャーへ。
「この会社は将来性がない。。これはやりたい仕事ではない」といって、不満ばかりが募っているようですが、40も近くなり、転職が多いために仕事が見つからないとのことでした。
彼は、とても性格がいいのですが、常に競争社会の中にいました。他人よりも大きい家を、と、大きな家を購入し、ローンに追われています。中学から大学まで常に上を目指して競争し続けていました。
どちらが幸せか?と比べるような話でもないと思うのですが・・
なんとなく、前者の部活のチームメイトの方が幸せそうに見えてしまいました。
2流を目指してもいいのかも
ある意味、2流を目ざす生き方も悪くないのかな、と思ったりしました。
一流を目指して、常に競争して上を目指すのは、疲れてしまうと思うのです。
他人との競争を捨てて、今の生活が幸せだ、今持っているもので幸せだと思う生き方は、幸せなのかもしれません。
向上心を無くすべきという話ではありません。
どうせエリートをめざすなら、心のエリートを目指す生き方が、幸せなのかもしれませんね。
他人に勝つために努力するより、周りの人を幸せにする生き方、自分の心の成長。その方向に努力したほうがいいと思ったりしました。
努力なしで落ちぶれないか・・
努力しないと、落ちぶれる・・と心配する人もいるかもしれません。
けれど、それは平成までの話。
平成までは物質の時代でしたので、他人より努力して、がんばってお金を稼ぐのが幸せの道でした。
2020年以降は、精神の時代に入っていきます。
心の充実が重要になる時代に入りますので、今までのような競争して上を目指す時代ではなくなります。
競争をやめて、心のエリートを目指しましょう。