よく、2次元が好き、という人っていますよね。簡単にいうと、アニメの世界です。立体的ではなく、紙の上に描かれた世界のことを言います。
私はあまりアニメなどには興味がありませんが、人によっては好きなようですね。
それでは、1つ次元を上げて、3次元は??というと、「今私たちが生きている世界」です。
2次元との違いは、、「立体」になるという点です。「たて・横・高さ」の世界。私たちの生きている世界は、紙の上の絵のように平面ではなく、立体的ですよね。この世界が3次元世界です。
4次元世界とは
4次元世界というのは「時間」が含まれるそうです。図で示すと・・
なんか、青の四角いものが変な動きをしていますね。これだけではよくわかりません。
私たちが死んだ後に行く「幽界」という世界は4次元世界だそうです。幽界の次は、魂が成長していれば、さらに「霊界」と呼ばれる5次元世界に。もう一回輪廻転生する必要がある場合は、もう一度3次元世界に戻ります。
思ったことが実現し、行きたいところに行ける世界です。聞いたことがある人もいるかと思いますが、死んだあとの世界、つまり4次元の世界は、ラーメン食べたいな~と思えばラーメンが出てきたり、ハワイに行きたいな~と思えばハワイに飛んで行ったり、望んだり、思考したことが現実化する世界です。
3次元世界は「サバイバルモード」
死んだあとには4次元世界に行く・・ということは、私たちの魂は、もともとは4次元の存在であることがわかります。
「マインクラフト」で遊んだことがある方にはわかるかもしれませんが、4次元世界は、「クリエイティブモード」のようかと思います。コマンドでワープしたり、欲しいアイテムはすべてそろうし、空を飛べたり、火の中を歩いたり、死ぬこともない、イージーモード、チートモードです。
けど、クリエイティブばかりで遊んでいると、刺激がたりない。ゾンビと戦うドキドキや、死にそうになったり、少ないアイテムを増やしていったり・・サバイバルモードに挑戦したいと思う時もありますよね。
サバイバルモードは私たちの生きている世界です。体に入ってしまうので、4次元世界のように、行きたいところに飛んでいくこともできませんし、病気になったり、ケガをしたり、不自由ばかりです。
私たちが3次元世界にいる意味
4次元世界から3次元世界に来る理由は、「刺激が足りない」というのが1つだと書きました。
もう一つは、この3次元世界で、まだ学ぶことがあるからです。
思い通りにならない3次元世界で、自分の課題を解消するために、輪廻転生を繰り返すのですね。私の場合、頑固、悲観、考えすぎ・・などの課題を持って生まれています。
3次元をどうとらえるか
今回は「学び」のような堅い話ではなく、せっかくこの3次元世界に落とされた私たち、どうやってとらえれば幸せになるのか?という視点で書きたいと思います。
私たちはもともと4次元の魂。イージーモードに飽きて?この世界に落ちてきました。
「肉体」という重りを付けて、この世界を生きています。
もう一度、くりかえしますが、私たちはもともと4次元の存在です。その視点で世の中を見ると、景色が変わって見えます。
1つ、次元を上げてみましょう。私たちは、この思い通りにならない3次元の世界、美しい地球での出来事を楽しむために、この次元の世界に生まれたんだ。
ハワイに行くには、車に乗り、電車に乗り、飛行機に乗り、歩き・・・とても手間も時間もかかります。けど、途中で見る景色、出会う人、匂い、すべて3次元世界だからこそ味わえることです。
お腹が空いて、やっといっぱいのラーメンにたどり着いた時のラーメンの味。
初めて手をつないだり、好きな人の肌に触れる経験。肉体があるからこその悦びです。朝日の美しさ。花の美しさ。音楽があって、家族がある。
辛いときにわかる他人の優しさ。究極、病気も肉体があるから経験できることです。死別の悲しみでさえも、3次元だからこそ経験できること。
この3次元世界が、すごく尊く、ありがたく、愛らしく見えてきませんでしょうか。伝わっていれば幸いです。
この感覚に気づいてから、毎日目にすること、経験することが、とにかく新鮮です。
思い通りにならないから、ドラマが生まれます。あなたは、まぎれもなく主人公です。誰かのわき役でもないし、引き立て役でもないのです。
思い通りにならない、この3次元世界、肉体があるから楽しめる3次元世界、精一杯味わって、楽しんでみましょう。