風の時代とはなにか。風の時代の生き方、子育て、教育はどうすればいいのか

最近、「風の時代」というキーワードをよく目にします。

スピ系じゃない人も知っているのではないでしょうか?
なんせ、スピとは程遠い私の妻も知っていましたから!!

時代が変わる〜乗り遅れないで〜〜!
という人や、やっと私達の時代になりますね!と、喜ぶ人たちもたくさんいるでしょう。

    風の時代って、どんな時代?
    風の時代はどうやって行きていけばいいのかなぁ。
    風の時代を生きる子供たちに、どういう教育をすればいいのだろう。

そんな疑問がある方に、今回は風の時代を生きるために、どう生きて、どういう教育をすればいいのかについて書いていきます。

風の時代を理解するために「グレートコンジャンクション」を知りましょう。

風の時代とは、占星術から来ている言葉です。
「グレートコンジャクション」という言葉をきいてことのある人もいると思います。コンジャクションというのは、星と星が接近することを言うのですが、「グレートコンジャンクション」というのは、20年に一度起きる、「木星と土星の大接近」のことを言います。

なんでいろんな星の重なる「コンジャクション」のなかで、木星と土星は「グレート」なのか・・

それは、開放、拡大、幸せを呼ぶ星と言われる「木星」と、規律、責任、義務が象徴の「土星」という相反する星が重なるからです。

相反する星が重なることで、時代が変わる象徴とされているのが、「グレートコンジャンクション」です。
過去にも、第二次世界大戦、インターネットの始まり・・など、世界が変わる出来事がたくさん起きてます。

風の時代とは

なぜグレートコンジャンクションの話をしたかというと、風の時代はグレートコンジャンクションと深い関係があるからです。

これまでの200年は、土の星座と言われる(牡牛座、乙女座、山羊座)で起きていたそうです。

しかし、次の200年は風の星座(双子座、てんびん座、水瓶座)で続くようです。そのため、「風の時代」と称されるとのこと。

「土」という文字から想像できる通り、形あるもの、物質が重視されてきたのが、「土の時代」です。

産業革命が始まったあたりですね。

大量生産、大量消費・・ピラミッド型の社会が作られ、金持ち、物質的に土地や高級品を持っている人がもてはやされました。
ピラミッドの上に行くことが成功のモノサシになり、権威が重視されてきました。

受験で競争していい大学に入り、いい会社に入っていいところに就職し、お金を貯蓄して、家、車を所有する。というのが土の時代の価値観。

風の時代はというと、

モノよりも「情報」に価値がある。ピラミッド型の社会がなくなり、「個人」の時代になっていきます。

みんなが自分の特技をいかして、個人事業主のような形で活躍する時代です。

最近、そういう人が増えていますよね。パソコン1つで起業して仕事を得る人が増えてきました。

風の時代の生き方

風の時代は、「個」がとても重要です。言い方を変えると、「自立」の時代になっていきます。

今までは、会社に属していれば安泰。だったのが、これからは「個人で自立」することが求められます。

クリエイティブに、自分の仕事を作っていける人にとっては最高ですね。けど、マニュアル人間で、言われたことだけやる、会社に守ってもらいたい、、という人は、少し生きづらいかもしれません。

「お金」に対する捉え方も変わるかもしれません。貯蓄、溜め込む、資産、という考え方から、もっと軽くなるでしょう。お金は、「波動」というように捉えられ、感謝の対価になっていくことと思います。
最近はキャッシュレス化も進んで、お金が「形あるもの」という感じがしなくなりましたよね。

昔はマイホーム、マイカー、、、「マイ」がついて、所有にフォーカスされていましたが、

最近は「シェアハウス」「カーシェアリング」というように、「シェア」(分け合う)という言葉に変わってきましたよね。

私の受験時代は、「大学の名前」で志望校を選ぶのも普通でした。絶対早慶に行きたい!的な。

今は、「何がしたいか」が最重要ですよね。今は当たり前ですが、20年前って、やっぱり大学のブランドでしたよね?

「個人がどういきるか」が大切になります。

逆に、厳しい面でもあります。自分の特技、やりたいこと、それが無いと、どこにも属せず、文字通り風のようにフワフワしちゃいますからね。

私見ですが、土の時代は金やモノがない人は「貧乏人」というように光があたりませんでしたが、

風の時代は、「やりたいこと」「知識」「自分のミッション」これがないと、土の時代の「貧乏人」のようになるのでは?と思います。

具体的に風の時代について一番いい本は、「地球大転換時代の生き方とNE運命解析学」です。
後半は運命解析学の宣伝(これはこれで面白い)になってしまいますが、前半の濃さは、そのへんのスピ本とは一線を画しています。
スピ系本にありがちな「ふわふわ」感がなく、地に足がついた「風の時代の生き方」が書かれています。

この本で面白いのは、「風の時代」の「個」の考え方。今までは「ドリフターズ型」だったのが、これからは「嵐」型になるというもの。

「ドリフターズ」って、今の若い人は知らないかもしれませんが、カトちゃん(加藤茶)さんと、亡くなってしまった志村けんさんがいたグループです。
このグループは、いかりや長介さんとう言う方がトップにいて、その下に加トちゃんケンちゃんたちがいるピラミッド型でした。

一方、アイドルグループの「嵐」は、リーダーはいるかもしれませんが、それぞれが独立して活躍していますよね。
ニュースの司会をやるメンバー、俳優になるメンバー、それぞれ独自の強みを生かして活躍しています。

これが、風の時代です。このようなわかりやすい説明がされているので、オススメできる一冊です。

風の時代の教育

最後に、どういう風に子供を教育すればいいのか?です。

私達40代以上の親にとって、子供は風の時代の子供です。親は風の時代に片足を突っ込んでいますが、

土の時代の教育を受けて、染まっています。

まさに、子供と親のグレートコンジャンクション笑

衝突してしまいます。子供はやりたいことがやりたい。親は、いい大学に行って、就職してほしい。

私の考えは、風の時代に合わせるほうがいい、という結論です。

具体的に言うと、「自立できる子供を育てる」

これがテーマになります。

自分が好きなことを見つけて、それを極めて、自分で仕事を作り、自分で稼げる。

そんな子育てが、今必要です。

いちばんいいのは、「ほっておく」

子供は勝手に学んでいきます。「それやっては危ない」って、親が先に手を出すから、子供は自分で失敗できない。
小さい怪我を自分でしていれば、「これは危ないんだな」って気づくのに、その経験がないから、でかい事故をしでかします。

子どもが「夢中」になっていることを、邪魔せず見守りましょう。

塾で何十人の子供を見てきましたが、親が手を出しすぎる子供は覇気もないし、勉強もできません。

勉強だけできても、風の時代は意味がありません。会社には頼れないからです。
そんなことして意味あるのかなぁって思うことでも、子供が夢中になっていることが、その子の強みになるかもしれません。

親がすべきは、子供の興味が持ちそうなことをさり気なく提示することくらいです。

あれこれ指示をしないで、「自立」することをサポートしましょう。

今回紹介した「地球大転換時代の生き方とNE運命解析学」

今、地球は2500年、いえ7京年に1度の大転換期を迎えています。人類は、これまでの概念や価値観が180度変わる体験をしなくてはなりません。そんな大変な時代に、なぜわたしたちは生まれたのでしょうか。どう生きるべきでしょうか!? この本は、そんなわたしたちが己の運命プログラムを知り、その目的に気づき、自由に豊かに誇らしく、創造的な人生を歩むための手引書です。

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